8月23日東京オリンピック予定地を水上から観察しました。晴海の選手村敷地と、運河に面する晴海客船ターミナルです。
レインボーブリッジの桁高さが低くて大型観光客船が入ることが出来なくて殆ど使われなくなりました。この施設がうまく使われていれば、晴海は違う発展の仕方をしていたはずです。

晴海の選手村敷地と運河に面する晴海客船ターミナル

江東運河に面する入り江です。昔は東京電力が火力燃料を搬入していた船着き場でした。
有楽町線とゆりかもめの豊洲駅に近く、船着き場としては絶好の立地にあります。
しかも右側の建物は最近近所から移転して完成した昭和大学豊洲病院で、埋め立てた島で繋がる周辺地域の災害救急拠点病院として重要な役割を担っています。
ここに船が接岸できると安心です。

江東運河の入り江

民間商業施設でも敷地内に引き込む船着き場や、一寸張り出した船着き場があります。
自己責任の管理下で船着き場が増え、自由に船を止めることが出来ると便利になるし災害時には大活躍してくれることが期待されます。

blog20140825_02

blog20140825_03

運河の交差点に水上交番があります。パトカーならぬパトボートが繋がれていますが水面からもう少し上がりやすくなっていれば、本当の交番の役割が果たせそうです。

都心内陸部からオリンピック競技施設への水上交通にアクセス

航空写真でもわかるように、施設計画地は将来的にも人が住む場所ではありませんので必要以上の鉄道を整備する必要はなく、都心内陸部からオリンピック競技施設にアクセスするには水上交通が最も便利です。