『まちふね みらい塾』とは
清洲橋とスカイツリ－
川や水辺は、古来より様々な経済活動だけでなく、文化、歴史と伝統に至るまで、私たちに深くかかわってきました。
江戸以来東京は、世界的に見ても縦横に走る河川・運河に行き交う舟運など、水辺を使い尽くした経済活動、遊びを演出した文化活動に支えられた生き生きとした街でした。しかし戦後の高度経済成長期、河川等の水質汚濁、頻発する洪水に対する防災対策等で、水辺はすっかり市民から遠ざけられてしまいました。
その後、水質浄化や洪水対策が進み、更に東京スカイツリー建設を契機として、新しい水辺の景観にも注目が注がれてきました。加えて東京五輪の開催が決定し、競技会場の多くが臨海部に設置されることとなり、水辺への関心はますます大きくなってきています。今こそ、水辺全体を見渡すトータルな構想とその実現を戦略的に実施することが必要です。
亀島川の水辺再生提案
海外の先進都市に学びながら、東京の水辺（水際と建築物等）を魅力的な空間として再構築し、多くの人々が行き交うにぎやかで豊かな生活を創り上げる絶好の機会です。もちろん、そこには快適な水上交通が縦横に走ります。ここに初めて、世界に誇れる水辺都市東京が再現されます。これこそ東京の素晴らしい実現すべき未来です。
思いを同じくする多くの方々（地域で活躍する市民・様々な分野の専門家・自治体関係者・学識経験者・企業人・学生など）と一緒になって、水辺を良くする具体的提言を行い、それらを事業化し、実現して行くことができる組織を作りました。
それが「まちふね みらい塾」です。
